何歳からでも遅くない。
人生は、もっと面白くなる。

人生が面白いのは、意志をもって主体的に行動しているから。

“意志”　改めて考えてみると、あると言えばあるような、ないと言えばないような…。はっきりと言えない毎日を送っている若者が世の中多いように感じます。それはなぜか？答えは一つではないと思いますが、社会人になる前の学校や塾などで、幼い頃から人に教えてもらう習慣があまりにも長く、知らないうちに受け身の姿勢が身についてしまうからではないだろうかと私は思っています。人生を面白く感じるのは、意志をもって主体的に行動しているからではないでしょうか。
 

教わったことを自分の身に引き当て、考えたり感じる習慣が、仕事のやりがいや喜びの発見につながる。

受け身の姿勢が身についている人は、教わったことを自分の身に引き当て、自分のフィルターを通して考えたり感じたりするという習慣がとても少ないのだろうと想像しています。例えば、新入社員研修で「今日一日、『ハイ！』と気持ちよく元気に返事をして進めていきましょう！」と声掛けして研修を開始しても、開口一番に元気よく『ハイ！』を返してくれる人はとても少ないです。自分ではやっているつもりかも知れないですが意外とできていないものなのですね。中には、仕事だからと仕方なく参加しに来たという感じの人もいます。『社会人は、笑顔で、元気に明るく、気持ちよく挨拶しましょう』。誰でも皆わかっている社会の常識ではあるけれど、それはマナーやルール、エチケットとして知っているにすぎず、実際に気持ちよく返事ができているわけではありません。では、社会人生活が始まって、『ハイ！』が気持ち良くできなくてよいのか？答えは、ダメに決まっています。気持ちよく返事ができない。それでは人生が進むどころか後退していくようなものです。では、できない彼ら彼女らが悪いのか？いえ、そうではありません！気づくチャンスに恵まれなかっただけです。学生時代はちゃんと返事ができなくてもあるいはしなくても、許され、守られ、助けられるという、ある意味で意義のある時代とも言えるでしょう。けれどこのままでは、大切な人生を一生受け身の姿勢のままで送ることになるかもしれません。仕事の中にやりがいや喜びを見出すことも難しくなってしまうでしょう。
 

自分の意志で行動する習慣にチェンジ！

ですから私は、まず基礎知識や技術を提供する前に、今までの受け身の習慣をリセットすることがとても大切だと研修生たちにはっきりと伝えています。「リセットしよう！」「受け身ではなく、自分の意志で行動する習慣にチェンジして、自分の人生を自信を持ってイキイキと生きよう！」と。ここからが社会人としての重要な始まりなのですから。
 
弊社が確立した能力向上プロセス理論『自己成長サイクル』は、人が持つ可能性を引き出し、能力を高め、成長していく過程をわかりやすく図式説明したものです。新入社員の方々だけでなく、管理職や経営者の方々にもご活用、ご好評をいただいております。
 
自分を成長させるのは自分です。運、人生を切り拓いていくのも自分です。
 そのお手伝いを精一杯させて頂くことが私の喜びであり、使命だと思っています。